9月に初めて酸素カプセルをやってみた。密室の中、寝返りも打てず、じっとしている感覚があまり慣れず、リラックスできたとは言えなかった。でも20分くらい経って出ると、なんだか体が楽になった感じがした。ベッカムや斉藤投手がやっただけのことはあって、リラクゼーションというよりは医療的な器具の印象が強かった。酸素濃度の高い部屋で、感触のいい椅子に座って本を読んだり、ベッドでだらりと横になったりのほうが、リラックスはできるだろうな。実際に仮眠室を「酸素ルーム」に変えた施設も増えているという。
あー、また炭酸泉入りに行きたい。
業界では一時のブームは去った岩盤浴。去年、一昨年の展示会では、かなりいろんな業者が岩盤浴の設備を販売していたのは、かなり印象的だった。今ではいろんな所で岩盤浴施設ができており、人気は今もなおあるようだ。僕も実際に行ってみたが、いっぱい汗かいて爽快だった。人気の理由は十分に分かる。
これから話すのは去年の9月の出来事だからしばらく経つ。週間ポストに掲載されたので、知ってる人はたくさんいるかもしれない。そう、岩盤浴の衛生管理状態。いくつかの岩盤浴施設の岩盤石の上を無作為に採取したところ、かなりの量の細菌が検出された。大腸菌、レジオネラ菌、水虫菌、カビなどなど。検出された細菌のすべてが悪玉菌とは言えないが、床に寝ることで衣類や体に付着して、さらに鼻や口、小さな傷口から体内に入ったら毒素が作られる、そんな危険性もはらんでいるという。こんな話を耳にしてからは、岩盤浴に行かなくなったという人も多いだろう。僕の周りにもそれ以来、好きだった岩盤浴通いをピタリとやめた人もいる。
こんな出来事があってからは、多くの岩盤浴施設が気をつけるようになったと思う。去年の9月の展示会では衛生面の安全性を強調した業者がほとんどだった。最初は流行で急増しただけに、国の衛生基準もしっかりしてなかったし、業者も「儲かるビジネス」としてやってただろう。ランニングコストも人件費もそれほどかからずできるビジネス。悪徳エステとか、そういった営業にはあまりなり得ないものだけど、衛生管理ができていない施設は、消費者にとっては騙されたようなものだ。ある意味「悪徳」と呼んでもいいと思う。
今は、皆が冷静になって、抗菌設備とか、質の向上に努めている所が多いだろう。ただ、「細菌」というのは目に見えないもの。きれいなのかそうでないのかは、その施設を信用するしかない。
ただ、これだけは言える。岩盤浴自体は「美容」と「健康」にはとてもいいものである。

